言葉は外からの閉じ込める力
内側から心が世界へと開き、滲み出してく。
自分が世界へ溶けていく。
外からの圧力が自分の形を作っていく。
溶け出したり、押し込まれたりしながら、
自分の輪郭はいつも曖昧にうつろいゆく。
内面を見つめる言葉は、自分の形を決めて閉じる側の行為。
ひとり語る日記は、客観・理という外側からの視点を持って自分を見るという形成の行為。
見せるための表現は、他者という外側からの視点に対する自分を形成する行為。
内側を覗き込むことが人間を理解することではなく、
内側からこの世界を見ることが大事なんだと思う。
ーーー追記ーーー
言い方の問題かもしれないのだけど
こういう、AでなくBっていう考え方が好きじゃない。
外から内を見ることも、内から外を見ることも大事。
もうちょっというと、
自他理での三点バランスをとりたい。
自から他を感じること
他から自への感想を意識すること
理から自を眺めること
自が理の枠組みをもって世界を理解すること