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まあ、ごちゃごちゃ、しょうもうないことで悩んで気取ってんなよ。
しょうもない。
ごちゃごちゃいわんと、堂々と楽しんでいきたらええのに。
いやね、
ほんま生きてるだけでまるもうけやと思うわけです。
生きてないかもしれんかったわけです。
ほんま、死んでたっておかしくない。
病気もするし、危険な旅に出たり
気が狂いかけたり、電車に轢かれかけたり、
そのくらい普通にある話で、
生きてるなんてものはとてもはかなくてあぶなっかしくて
もういつでも死にかけてる、みたいなもんやで。
そう思うとさー、ほんまねー、楽しまんでどうすんのー。
生きてるっちゅうのはそれだけでたいしたもんで、
その中身が多少なんかざらついてたってさ、そんなときもあるさ、と。
ええやん、いきてんねから、たいしたもんやで。
まあ、だから何や、といわれると結論もなんもないんやけどね。
僕は、生きてる今日を嬉しく思うし、
君が、ちゃんとそこにいるということをとてもかけがえなく思うよ。
ちょとくらい険悪な関係であろうと、裏切りにむかついてどうしようもなく思っても、
人のせいにして、甘え続けてるようなどうしようもない姿勢に吐き気をもよおしつつも、
そんなんどうだっていいから、元気で生きててくれるってことはそれだけで僕の○○。
いやほんまありがとうね。ほんま。
生きてるだけでまるもうけ。
できれば前向きに、楽しくいきましょう。
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地元の友人から、不思議な電話があった。
「まつむら、生きてるやんな?」