なぜ決めるのか
「こんなに考えたんだから、もういいや」
というところまで、考えればいい。
と、キャリア選択について、玄田先生が言っていた。
迷うのがこんなに苦しいんだったら、決めて楽になってしまいたい、
そいう気持ちは、進路選択でも、経営判断でも、人生の決断でも、
現実的に起こっているんだろうな、と思う。
そう思うときが、
終身雇用を選ぶときだったり、
会社を売却するときだったり、
結婚するときだったり
するのかもしれない。
こう3つ並列にするのは、不適当かもしれない。(自分でも不適当な気がする)
そんな簡単に語ろうとする姿勢が不適切だな。
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恋愛論の話をしていると、
男が結婚を決断する合理的理由は見当たらない、
というような考え方がでてくる。
まぐれで掴んだかもしれない相手を囲い込むためなのか、
相手の期待に応える/応えさせられる、ためなのか、
もっとポジティブな理由なのか、
特に決断だという捉えかたはしないのか、
同年代の友達が結婚していく。
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実業をやっている友人は、
「判断をするタイミングの見極め」が鍛えられた、といっていた。
一方で、
決めなくてもいいことを根拠もなく断言して、
誤った方向性へ導いて損失や手戻りを発生させる
どうしようもない”リーダー”もいて、
決めることが、すなわち意味がある、とは言いがたい。
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だけど、決めなかったことで、知らず知らずに失ってしまったものは、大きい。
とても大きい。
僕は、いつのまにか27歳になっているし。
(見た目は34歳になっている)