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自分の基準 メモ

自分の基準は何によって形作られるのか、というと

自分自身の成功体験や、近い事例の疑似体験からなのだと思う。
自分が好きだと思っているものの多くは、過去のよい思い出や、周りの人が好むものからくるのだろう。
(普遍的に良いもの・美しいもの、もあるのだけれど、ここでは各人の”好み”を言っている)

合コンなんかで聞かれる「好きなタイプ」なんていうのも、
元彼(女)への未練、や友達の彼(女)、両親の関係、映画・ドラマへの感情移入といった、
”過去への参照”にすぎないと思われる。

そいうカラクリが分かったとして、

いずれにしても、それが大人になってからはもうあまり変化しない、という性質のものであるなら、
現時点でのそれ(自分の好み)を、自覚しておく、というのは何かの役に立つかもしれない。

でも、20代後半の現時点において、「過去に未来を制約させる」、というのはまだちょっと早いのかもしれない。
ただ経験したことがないから、好むことも知らない、ということが少なくない。
偏った志向や諦めを持った人に対しては
 「いい仕事して一度でも成功体験を得れば、世界が全然違って見えるよ」とか
 「いい恋愛してこなかったんだねえ」
といったりする指摘は的を射ているように思う。

仕事のやりがいでも、趣味でも、人間の相性でも、多分そうなんだと思う。

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と、いい続けていると、ピーターパンになってしまうので、
ここらで、自分の原体験を信じて、好みを確認してみるのも良いかもしれない、と思ってみる。

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(僕は、いつも書いてる途中で”意見”が二転三転してしまう。)

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自分の頭で考えることができること。
自分自身が納得できる、ありたい姿を思い描く力があること
何を大切にしたいかに正直であること

苦難やコンプレックスを乗り越えて、素直に自然に人と接し、聴く姿勢を持っていること。
いつも前向きな心をもって笑顔でいられること

人や場のことを想い、相手の立場にたった優しさを持っていること。
本当に相手にとって必要な助言や手助けができること。
そのために自分自身の深いところに余裕、自信を持っていること

人生観や感性、夢に共感できること。
深く考えた底の部分で、語り合うことができること

一生懸命なこと、誠実であること
愛らしいこと、美しいこと

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主体性、心の健全性、貢献姿勢とやさしさ、感性の共感、美しさ

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ーーー補足ーーー

”好み”でない、共通の基準について理解を深めたければ
マズローなんかを読めば良い気がする。
そのレベルでの個人差は、青年期までの、「不充足度」に影響される。
子供のころに満たされなかったことは、大人になって十分足りるようになってからも
追い求め続けてしまう。
コンプレックスを持った人が”強い”のは
子供時代の「不充足度」が、生涯のエネルギーレベルを生み出すから、なのだと思う。

ーーー追記ーーー

いや、共感できることよりも、受容できることのほうがずっと大切かもしれない。
補完関係と共感にはトレードオフがあるかもしれない。
補完関係と受容は相性がいい
by kuniakimat | 2005-08-23 08:17 | 思索放浪・凹み
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