購買検討がネット中心になり始めたころ(数年前)にふと思ったことなんだけど
アマゾンとか、価格コムとかでの評価とか、売れ行きとかの情報って、
基本的にマス(一番ボリュームが大きい大衆)の価値観や要求水準に影響されているので、
ダイレクトに自分の判断の参考になりにくい。
情報としては、自分の似たような人が何を評価してるかっていうほうがずっとありがたい。
ブログやツイッターは点としてそれを押さえやすいけども、複数の目による検証がないので精度が低い。
ということから考えると、ユーザー評価の情報やランキングを、
評価者セグメント(たとえば年代、性別、未既婚、ビジネスリテラシー、ロジカル度など)で絞り込んで見られたらいいなあと思う。
数年前に思ったことなので、すでにどこかにそういうのありそうな気もするけれど。
(なんかいいのあったら教えてください)
↓に似たことが書いてあったので思い出した。
ミドルメディアの次代(内田樹さん)
そもそものところ(いまさらあえていうと)、マスメディアっていうのは不自然な気はする。
みんな同じテレビニュースをみて、同じような新聞を読むけれど、
仕事も生活も関心も違う人たちが共通して知るべきことってそんなに多いんだろうかと思ったり。
ウェブでならニュースでもなんでもセグメントごとに(あるいは個別)編集するメディアは
けっこう簡単に作れそうな気はする。
個別にコンテンツを作るのは労が必要だけど、編集ならアルゴリズムを組んで自動化できそう。