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考え書き

(結論も気づきもない考え書き)
先週はたくさんのフレームワークを紡いだ、スパークする一週間だった。
スパークはアグレッシブさを伴ったりするし、そもそもが憤りにトリガーされていたりする。
大きな感情や、大きな不安定が新しい思考を生む。既存のフレームではどうにも扱えない、どうにもポジティブに解釈できない状況に直面し、そこから逃げないときに、新しい思考が否応なく立ち上がる。
端的にいえば、苦悩が創造を動かす。
だから正直に言って僕は苦悩している。苦悩しているから、ここから逃げ出さなければ、新しい次元に進むんだろうとも思っている。それは苦悩と同時に希望でもある。逃げ出すことは両方を捨てることだ。僕は両方を引き受けることを好む。次元が変わることを至上の喜びに感じていて、苦悩のなかでそこに近づきつつあることに高揚も覚える。そう思えているのは次の次元への糸口が見え始めているからで、苦悩の初期は、ただ、もう苦しく、悲しく、やりきれない。でもやりきる。じっともやもやする、流さずにもやもやを抱える。
大きな苦悩を超えるには大きな飛躍が必要で、大きな飛躍はこれまでの自分を踏みつけたジャンプを必要とする。これまでの自分を客観的に見て、突き放して、否定して、飛ぶ。飛んだ先には地面がない。新しい枠組みを組んでいくしかない、浮遊のなかで必死に蜘蛛の糸を飛ばし、新しい足場を組もうとしている。スパークは必死のもがきだ。
今回の苦悩はたぶん数年ぶりの大きさで、一年くらいは悩むんだと思う。いま半分くらいまで進んだような気がする。五合目で切れ味良く語れるようなことはない。けれど数年後に振り返って、この一年があったから、またひとまわり大きく、豊かになれた、と思えるように、踏ん張っていこうと思う。
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by kuniakimat | 2017-02-14 00:01 | Comments(0)

フレーム 関係環

理解できず憤ったことや、扱えずに苦しんだことが、世界観を押し広げる材料やきっかけになる。
僕は感情をもって思考が前進するタイプで、
だから苦難を選んでしまうようなところもあって困る。

30代の前半は、人間について、その関係について多いに悩み、
そのなかで、関係について普遍性の高いフレームにまで行き当たった。

二者間の関係において、どちらかがより強く/弱く、どちらかがより与える/得る。
ただそれだけのフレームが役にたった。

この2軸の相対関係を8つの領域に分けてみる。自分がある場所にいれば相手は真逆にいる。

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なので、自分がある関係に期待する位置というのが、
相手がその関係に期待する位置の真逆であればうまくいく、ということだ。
たとえば、より強く、与えたい「親」と、より弱く、得たい「子」、という親子関係はうまくいく。
(動物でいうなら、牛と猫はうまくいく。)

このフレームはいろいろ応用できてとても面白いのだが、
今日は眠くなってきたので、また今度、何度かに分けていろいろ書いてみようと思う。

・相対性について: 絶対的な善人なんていない 食べる関係、太陽との関係
・成熟性について: 弱くてわがままな赤ん坊から、力をもち、倫理観をもち、思いやりをもち親になっていく
・一体化について: 対極にいるポジションの楽しみから、やりとり、ポジション回転、一体化のよろこびまで

ーーー

なんで今日これを出そうと思ったかというと
組織長を育てていくにあたって、
やはり、親/牛として、強くあり、与えたい、という守護欲求をもった人間、
それが動機の中心にある人材が必要だと思ったからだった。
強く若い組織の難しさはそこにあるんだと思う。

僕もまだ40手前。個としてもっと強くなりたい気持ちもありながら、
組織に与え、育みたい気持ちで責任を果たそうとしている








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by kuniakimat | 2017-02-06 00:48 | Comments(0)

考え書き

風邪をひいて一人で過ごす週末にふとひとりごとを書きたくなった。

仕事に心血を注いできた数年間。
成果は出たり、出なかったり、そのトライアルのなかで
戦略はより大きく練られてはきたが、事業環境の難しさが増していくスピードにはなかなか追いつかない。
後追いや反応的にならないように未来ビジョンや普遍本質を捉えることから戦略を定めようとする、
その知的な思考の果てで光が見える瞬間があり高揚があり、そしてまた冷静に不足を知る。
進みながら、次の坂が見える、その繰り返し。
来た道を振り返り、進み満たしたことを自覚し、先を見通し、進むべき未達を知る。
足るを知り、足らぬを知る。
オールオッケーも、オールアウトもない。ただ知足と不足の自覚をもって前進していく。

ビジョンが縁を紡ぎ、チームができ、組織になった。
組織は自分を支えてくれたし、組織を幸せにすることへの使命感が、自分の心のありようを変えてくれた。
組織のステージは変わる。個々人のキャリアステージも変わる。
オープンに開いたエコシステムとしての組織に、入ってくる者もいれば去るものもいる。
ラッキーチャンスに飛びついてきたものは苦労の時期をともにすることができないし、
成長の刺激を求めるものはさらなる刺激へと旅立っていく。
夢をともにし、組織を育むことと、ゴーイングコンサーン(継続前提)としてのエコシステムを担うのには覚悟がいる。
責任を引き受けること、個人としての自由より優先する何かを持つこと、
得ることより与えることに喜びを感じられるようになること。

やはり心の成熟度はライフステージに大きく依存する。
可能性と持続性の優先順位は残された時間(の自覚)によって定まる部分が大きいんだろう。
世界観が若い人材は有能であることはできても、親になることができない。


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学問も哲学も芸術も面白かった。戦略もビジネスも面白い。
生き方はもっと面白いし、多様な生き方を受け容れ高めようとする組織というのは本当に面白い。
今の自分に簡単に扱えるようなものでは決してないが、任されたもの引き受けたものを投げ出すような人間でもない。
背負う責任があるし、そこから逃げないことで自分はまだ高まり、豊かになっていく。
それによって少しでも多くの人をより幸福にすることができるんじゃないかと思っている。
ここまでは進んできた。満たすことができたことがあり、それを誇りに思いながら、
まだまだ未熟で不足な自分を知り、ただ進む。
前進を噛み締めながら進んでいく。
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by kuniakimat | 2017-02-06 00:14 | Comments(1)