例えば、プロフェショナルの仕事を見て
『要素還元主義』だなあ、なんていう人がいるんだけれど、
突き詰めて本気で考え抜いて責任を持って共有できること、が
結果的に要素還元的な検証と伝達手法を経て伝わるというだけであって、
その人の課題解決手法や思想が要素還元に偏っているということではないと思う。
責任のある仕事、客観性を担保する仕事、高い品質の再現性を保つ仕事、が
要素還元のプロセスを踏まずに成立するとは思えない。
純粋な”ビジネス”は純粋な”アート”ではないというだけの話で、
要素還元をしない「価値ある仕事」は成立しうるんだけれど。
まあ、何にしても、批判というものを目にするとそれを批判したくなってしまう。
サボっている人が、本気で取り組んでいる人、を批判しているのを見ると、批判を超えて呆然としてしまう。
ーー補足ーー
要素還元の不可欠性については、
もう少し吟味なり説明が必要だと思う。
僕は、多くの人(を含む企業)に対して伝達する場合に
要素に分けざるを得ないと思う。
主観的な「像」を、そのまま人に伝えることはできない。
ーー
ーーー追記ーーー
書いてみると、自分が何に立腹していたのかのエッセンスが
分かったりするもんだなと思う。
「甘え」が「本気」を批判するのは
その論拠がなんであれ、みていられないんだな。