「差は分けるためにあるのでも なくすためにあるのでもなく、つなぐためにある」 まだ組み上がらない思考のかけらと そこにある空白や隔絶や不整合、 いつか紡ぎあげられるための余白。 これから育つ関係性の余地。 ーーー ーーー バランスっていうのは ”それらしい中庸”から動かないっていうことより 極端を知っている、という大きな土台の上で、より柔軟に保たれるものかもしれない。 個人的な好みだけれど、そういうアプローチをとりたくなる。 例えば地理的にいうなら、日本だけ知ってる、より、世界の中での日本を楽しむ、とか。 極っていうのはやっぱり、自ら行ってみないと分からない。 端っこから見える世界は、端っこまで行かないと見えない。 他の視点と違って、足し算や割り算で類推することができないんだな。 だから、何でもいいからとことんやってみる、という経験は貴重だと思う。 帰ってこれないとこまで行かない限り、思いっきりいってしまえばいい。 (ただ、死んじゃあいけないし、淵から落ちたり端に釘づけられないように気をつける) ーーー ーーーポケットのメモに書いてあったことーーー (9/21-9/27) ・マネージャーっていうのは役職ではなくって 「なんとかする」人のことである。 (manage to do ~ ⇒ なんとか~する ) だから、なんとかする、のがマネージャーの仕事として重要で ”管理”することより価値があるんだと思う。 ・遠くの具体はキリがない。(だからニュースを見ない) 近くの具体と遠くの抽象 (だいたい視力だってそういうふうにできている) ・余韻マネジメント 最後の一言は、主題からの問い、で締める ・「余裕で引き受けてやる」 余裕は保つし、責任は請負う ・「僕がその人の誠実さを認めなかったのは その人が不誠実さを欠いていたからだと思う」 ・成功は失敗を含む ・帰り道から考えない 夢を見る旅 事業も旅 プロジェクトも旅 どこまで見通しておくか ・解くべきは「迷子」か「障壁」か (見極めておく) ・全てが旅なのは、本質的に世界が点であるからではないか 点はただ存在であり、世界はすなわち存在ではないか ・その外部に意味を依存しないものとしての「ゲーム」 仕事というゲームに没頭できるなら、 それが人生というゲームを覆い隠すことに問題はあるのか (それとも、、) ・全体に貢献しない部分、の存在をどう扱うか (「独立」した部分の「独立」した価値について) ・図式化の意義 多視点を引き出すか、奪うか 図は視点を設定する 言語は照準を設定しながら視点を設定しない 視点は一つ示されるが多視点は引き出さないのではないか ・本気じゃない奴は相手しない 「本気で言ってる? 何しようとしてる? 伝えたいことはある?」 本気で仕事して本気で遊ぶ 本気で生きてる人たちといる ・人に合わせて基準を下げるのはもったいない 基準を上げたい人、 本気でやりたい人と一緒に仕事しよう ・なぜcomfort zoneを抜け出すべきなのか (がんばる理由) その上にもっと気持いい泉があるから。 (cf 成長の谷を恐れない) ・「そんなちっぽけで偏った合理性で動くな、主張するな」 ・使うために作る、という楽しさ (伝えるために作るより実践的な仕事が好き) cf コンサル、学者、コミュニケータ ・80:20でどんどん思考の次元を上げていく楽しさ ・究極的な帰着を知っている、という安心感 cf「世界は結局のところ点である」 ・よく寝ると頭が冴える ・好調の再現性 調子がいいときはその要因を探りなら進める。 ・スパークという資源のマネジメント 自己投資と顧客価値への配分 資源を増やす、有効活用する 一日2時間X2回 顧客接点でのスパーク(ミーティング思考) チームスパークから、事業スパーク、社会スパークへ 世界をスパークさせるオーナーシップ スパークなしで解けないような課題のぞくぞく感 ・価値観を扱うブランドのプロが、"価値観の違い”を言い訳にはできない ・悩めるコンサルタント? そんな問題解決能力の低いコンサルタントは要らない ・自己の研究から世界を知るアプローチ (⇔他者関係から世界を知る) ・「全部重要、なんて本気か? 気になることと重要であることは違う。 重要なことは大体2割に集中してると思ったほうがいい。 全部やろうとしたら結局何もやらないことになる」 ・「なぜ生きるかが分かれば、どう生きるかなんて難しくない」(ニーチェ) ・責任のストレッチ:自分のキャパシティを越える課題を引き受ける ・資料平面を離れる: 机やPCでは、平面のつぎはぎ思考、になりがち ・全体構造を考えるという特殊な仕事: モジュールは30分単位で扱えるけれど 全体構造には2時間の集中スパークが必要になる。 全体を同時に非線形に処理して再構築するには大きな容量が必要。 (大容量の一斉稼動) (オープンなオフィスでこれは難しい) ・丸いほうが楽しいけど積みあがらんのだよ ・オタクには謙虚さがないのか ・人生観のタイプ(旅の形による分類) ⇒丸い人生観 ・本質のフラクタル普遍性 (どの次元にも現れる本質) ・思想の非連続性 思考蓄積でなくスパークによるブレークスルーの回数 ステージ的に進む「深さ」 ・見てしまった者の責任 (先が見える人間のオブリージェ) ・アートは、忘れてた大事なもの、を気付かせる ・鶏口牛後⇔猿山のボス ジレンマ ・ほとんどの悩みは「そういう問題じゃない」ような”問題”から発生していて そんな"問題”は吹き飛ばしてやろう。 考える効用の多くは「そういう問題じゃない」と気付くことにあるような気がする。 クライアントの"問題”を解消するためにすることは、解決策提案でなく 新たな視点から課題の枠組みを設定すること。 多分、よき問題とは、課題のことである。 ・ペースメーカーとしての人脈 関心は違うけれど、高速で生きている人たちからの刺激 ・割り切れることを割り切ることで大事なことに中腰で取り組む余裕を残す ーーー ・次元と密度を越える ー立面コミュニケーション ー密度差をつなぐコミュニケーション こちらの言葉とあちらの言葉をつなぐ ・密度差対応の方法 周期マネジメント 役割負荷による調整 cf 「判断」は高密度 マルチタスク ・ツールの普遍性分析: どれくらい使える方便なのかを理解しておく 有効性x普遍性 (cf イシューアナリシスはかなり普遍的) ・こだわるなら深い次元で (中途半端はルール、拘り、問題意識ならないほうがいい) ・経験に基づかない理念が成立するのは困難 ・フレームを扱う段階 とらわれる⇒使いこなす⇒深める ・「差」は分けるためにあるのでも なくすためにあるのでもなく、つなぐためにある ・難しいなら学びながらやり遂げるしかない。 環境のせいにしない (ちとしんどいクライアント課題を引き受けた) ・「ちっちゃいこと考えてんな」 (構えは大きく) ・謙虚さの表れとしての外部基準 「自分に見えてない価値があるのかもしれない」 (ブランド重視の肯定) ・手紙のように書く ・意味のかたまりとしてのレゴ ・「甘い」とは向き合っていないということ ・「そのことについてはまあ、心配しないでいいよ」という強さ 「途中のことはよく分からないけれど、 究極的には○○になるからいいんだよ」 -ゴール・ビジョンの重要性 -死生観の重要性 -宗教・リーダーシップ プロセスを考える賢さより、思い込みでもゴール持つ強さ ・”合理性”を捉える範囲の設定 学問のフラクタル性 要因サイズ(量子、電気、重力、、、) 利益範囲(個体、血縁、遺伝子、分子、○○、) ・買い物における基準点のコントロール ・買い物行動から見る恋愛観 ・物語と関係性への対価 いいものをいい値段で買う、ことではなく 「いい買い物」をする ・「そんなことにこだわってるのは もっと楽しいことを知らないからだよ」 ・毎日の旅 今日はどこまで行こうか ・「語り口」を増やすために、一つの対象を掘り下げる ・飲み会は飲み会であって、盛り上がり会、や、お話会、である必要性はない ・本質と特質を区別しよう ・関係性だけの世界は本物か cf 広告・流通 語る価値 ・コンサル 視点の設定 (時間・空間) 照準の設定 (価値軸・水準) ・言葉の厳密さは本質への厳密さとほとんど同義 ・「結婚はしているようでいて、まったくしていないようでもある」 ・仕事・生活・思想をつなぐものとしてのブランド 立面的な生き方 ・言葉は過程である 経験の雨から言葉の川が流れ世界観の海に包み込まれていく (断片⇒流れ⇒実体) ・無邪気の方法 ・相手の実体につなげる方法 概念へ上げて下ろす ・言葉を知るほど世界とのつながりが断たれる(という逆説) ・使うなら独学でもいいが、教えるには学ぶ必要がある ・道化ができる余裕 かっこ悪いほどかっこいい ・しんどいことを楽しむ しんどいから楽しむ 自分でしんどくする。 環境依存のストレッチには無駄が多い ・戦略策定は定型で対応しやすいが 課題解決はテイラーメイド ・何であろうと前向き ・出し惜しみしないこと ・分析フレームと設計フレームを混同しない (定点観測しようとすると混同しがち cf マネジメントフレーム) ・自分が楽しませるプレゼン (内容でなく自分で伝える) ネタではなく関係性 準備はネタ、プレゼンは関係性 ・「なんとでもいえることについては何もいわない」 ・立面フレーム例 (安岡先生) 道徳 ↑功績 ↑文化 ↑外見 ・立面言語は誰にでも伝わる (各平面に接する) ・広告の仕事をしていると「誰でもわかるレベルに落とす」癖がつく。 親切であり、価値もある仕事だけれど、 それが自分の知的資源の最大活用かというと疑問が残る。 ーーー ・「僕の思想はあなたを否定しない、という点において 僕の思想を肯定しようと思う。」 優位性を主張するほど貧しくなっていく 「あなたが人を肯定しないことに対してのみ、 僕はあなたを肯定しない」 ・加工情報に触れない 「下手な料理より刺身がうまい」 ・「寸言主義」 ・ものはいいよう 「反面教師には事欠かないなあ」 ・「価値観が変わる経験だけは若いうちにしておいたほうがいい」 ・新しい概念の提示/くくり方としてのアート ・レバレッジワークにおける最終成果物の位置 (コンセプトか、表現、手触りか) cf コンセプトを通過した写実のアート性 詩とフレームの類似性 ・コンサルいろいろ (ハイテク、エキスパート、リサーチ、ブレイン) ・ブランド好きの二極化 表層ブランドと本質ブランド ・否定ではなく、つなぐこと 「違いを接続せよ」 ・言葉遣いで人は分かる ・デザインという付加価値 よく機能させるという責任 ・立面画面 9つのモニターを並べる □ 表現トライ ・「鋭い支点」 個人の範囲では曖昧が良いが レバレッジを効かすには明確さが必要になる clarity levarage ・その「深さ」は分類からは推し量れない ・自殺の原因は、世界観が育っていないことだと思う。 ーーー ・原理主義体験から学ぶ ー科学原理主義 ーフレーム原理主義 ーチャート原理主義 ービジュアル原理主義 ーロジック原理主義 ーメッセージ原理主義 ー意味合い原理主義 ー合理性原理主義 ー成長原理主義 ー構造原理主義 ー価値原理主義 ーリーダー原理主義 ー本質原理主義 ー関係性原理主義 ー三元原理主義 ー 「原理」のレベルまで突き詰めたことで得たものは大きい。 それを振り返ってみるとたいてい「中毒」に置き換えられたりもするけれど。 やっぱり、「卒業」するためにも一度とことんやってみる、のがいいなと思う。 (批判ばかりでどこにも「入学」しないのより、きっと楽しいと思うのだ) ーーー ・違和感で育つ それはつなぐべきギャップの存在であり、 成長の余地であり 不自然というテンションを楽しむ 「分からない」と感じる魅力 ・「創造性は収束である」 創造が編集であるなら世界は収束する つながる⇒密になる⇒一つになる ・知性⇒知識⇒知恵 input process output 理解 蓄積 編集 ・そのまま捉える⇔本質を抽出する 描写 言語化(編集) 実体(水)と本質(氷)のトレードオフ 本質化すると実態は損なわれるか 同時観測はできないという可能性 (cf 波動性と粒子性) ・いつのまにか意味平面にきた 絵が上手い人は言語が扱えるか 抽象がは言語に近い、か ・同時背反でも時間差両立は可能か cf 写実画を後から解説する ・偶有性へ関心が高いのは感度分析からは当然 「関心のROI」は、やや不確実なもので極大化する 気にしたらいいことがあるか、というメンタルエネルギーの最適化 ーーー いつものように天秤の法則 バランスが悪いほど バランスが良い 良いものは悪いものと対になっている。 時間差が在る場合はなお良い。 天秤はそれ自体の重さに加えて、振り子運動の熱量をもつ。 そうやって人生だとか世界の意義は生成されていく。 ーーー ーーー さて、そろそろポケットメモも「卒業」かな、と思う。 一人語りブログも卒業しようかな、と思う。 それでは、ごきげんよう。
by kuniakimat
| 2006-10-05 11:46
| ポケットメモ
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