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Ⅲ 三想 The frame of Thinking Trinity

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「本物はどこにあるんだろう」

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  本当に大切なものを
  大切にしようと思ったけれど

  理屈が心をねじふせて、
  情の流れに呑まれていった。

  想いを捨てずがんばってたら、
  小さな答えが真ん中にいた。

  そこから全てが見える気がした。


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理性と悟性と感性。どの自分にも嘘をつかない。
大きく、美しく、温かいものを大切に見つめていこう。

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<本物の場所>

収束点たる強さをもった本質には
どうやって迫っていけばいいんだろう。

 大切なことは、真ん中にある。
 究めたところや、境界にあるわけじゃない。
 引っ張り合いの妥協で決まるものでもない。

 多分、まったく新しいことでもないし、
 個人個人で大きく違うようなものでもない。

僕らは新しいことや違いにばかり心を奪われがちだから、
真ん中のことを一度理解して忘れないようにしておきたい。

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<三元の中心>
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出発点は、自分が、いいなあ、と思えるかどうか、でいいんだと思う。
自分として、主観で、美意識で、いいなと自然に思えること。
それは心に素直になると見えてくるもの。とても個人的なもの。

でも、(当り前のように)僕らは一人で生きてるわけじゃないし、
好きなことだけして生きるわけでもない。
家族、友達がいて、社会や歴史というような大きな流れのなかで生きているし、
現実の厳しさにも向きあえる強さや大きさも必要だ。

本質っていうのは、そういうものの真ん中にあるんだと思う。
自分が見て心地よく、人の流れにそっていて、構えとして安定しているもの。

<三元が想うもの>

それが何なのか、3つの視点をぐるぐる回りながら迫っていく。
その取り組みは、想いによって支えられている。
 自分の視点から、像(イメージ)の美しさを観る、悟性による想像。
 他者との関係性から、流れ(ストーリー)の温かさに触れる、感性による連想。
 世界の仕組みから、構え(フレーム)の大きさを照らす、理性による構想。



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悟性と理性と感性は、緊張関係にはあるけれど、
何が正しいといって戦ったり選んだりするものじゃない。
それぞれが目指すものを大切に忘れずにいたい。


美しく、大きく、温かいもの。












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イメージで捉えてみたり、文脈の中で語ってみたり、論理をたたいてみたり、
三方から包み込む真ん中に本質がある。

伝えるときも同じ。
悟性の信頼、感性の慮り、理論の説得という三方へと展開していける。

三つの性質で世界を想う。




ーーー参考ーーー

空から見た世界
考え方観
by kuniakimat | 2006-01-18 00:04 | 人生観
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