考え書き

風邪をひいて一人で過ごす週末にふとひとりごとを書きたくなった。

仕事に心血を注いできた数年間。
成果は出たり、出なかったり、そのトライアルのなかで
戦略はより大きく練られてはきたが、事業環境の難しさが増していくスピードにはなかなか追いつかない。
後追いや反応的にならないように未来ビジョンや普遍本質を捉えることから戦略を定めようとする、
その知的な思考の果てで光が見える瞬間があり高揚があり、そしてまた冷静に不足を知る。
進みながら、次の坂が見える、その繰り返し。
来た道を振り返り、進み満たしたことを自覚し、先を見通し、進むべき未達を知る。
足るを知り、足らぬを知る。
オールオッケーも、オールアウトもない。ただ知足と不足の自覚をもって前進していく。

ビジョンが縁を紡ぎ、チームができ、組織になった。
組織は自分を支えてくれたし、組織を幸せにすることへの使命感が、自分の心のありようを変えてくれた。
組織のステージは変わる。個々人のキャリアステージも変わる。
オープンに開いたエコシステムとしての組織に、入ってくる者もいれば去るものもいる。
ラッキーチャンスに飛びついてきたものは苦労の時期をともにすることができないし、
成長の刺激を求めるものはさらなる刺激へと旅立っていく。
夢をともにし、組織を育むことと、ゴーイングコンサーン(継続前提)としてのエコシステムを担うのには覚悟がいる。
責任を引き受けること、個人としての自由より優先する何かを持つこと、
得ることより与えることに喜びを感じられるようになること。

やはり心の成熟度はライフステージに大きく依存する。
可能性と持続性の優先順位は残された時間(の自覚)によって定まる部分が大きいんだろう。
世界観が若い人材は有能であることはできても、親になることができない。


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学問も哲学も芸術も面白かった。戦略もビジネスも面白い。
生き方はもっと面白いし、多様な生き方を受け容れ高めようとする組織というのは本当に面白い。
今の自分に簡単に扱えるようなものでは決してないが、任されたもの引き受けたものを投げ出すような人間でもない。
背負う責任があるし、そこから逃げないことで自分はまだ高まり、豊かになっていく。
それによって少しでも多くの人をより幸福にすることができるんじゃないかと思っている。
ここまでは進んできた。満たすことができたことがあり、それを誇りに思いながら、
まだまだ未熟で不足な自分を知り、ただ進む。
前進を噛み締めながら進んでいく。
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by kuniakimat | 2017-02-06 00:14 | Comments(1)
Commented at 2017-02-06 15:03 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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