ショッピングというもの

経済活動を大きく生産と消費に二分するならば
僕の好みは生産に偏っていて、消費はあまり好きでないというか得意でなかった。
買い物はカネとモノの交換だから、得るものがあれば失うものがある、リターンがあればリスクもある。そういうのを考えるのが煩わしかった。
一方の生産はいい。価値を生み出して貢献するのが仕事をするということであって、純粋にそれはプラスサムゲームになる。だから僕は仕事が好きなんだと思う。迷わずに全力で楽しめる。

そんな僕もいつからかショッピングを楽しむようになった。そのプロセスが楽しめるようになった。
ショッピングには眺める楽しさ、出会う楽しさ、知っていく楽しさ、手に入れる楽しさ、関わりができていく楽しさ、期待する楽しさ、などいろんな楽しさがある。そして、その楽しさは、お店、によって提供されている付加価値だ。
そう、ショッピングというのは、ショップ・イングなのである。

ネットショッピングをEコマースという言葉と分別されていないのもよくみるけれど、これは全然違うものだ。
楽天市場とアマゾンを比較したがる記事も目にするが、提供している価値が違う、サービスとして違うカテゴリーのものだととらえたほうがいい。

ショッピングは、お店が提供してくれる買い物のプロセスを楽しむこと。
よくある便利なECはショッピングというより、商品を検討する、いえばプロダクティングの側面が強い。
そして、決済や配送というフルフィリングも提供されている。

ショッピング、プロダクティング、フルフィリング、どれも必要な機能であり、別々のものである。
プロダクティングやフルフィリングはさらなる効率性を追求すればいいし、
ショッピングは接客エンターテイメントとして進化していくことが求められるんだと思う。
この十分すぎるほど便利な社会において、より大切になってきているのは、
人生を豊かにしてくれる感性的な価値であり、それはショッピングが提供しうるものなんだろうと思っている。
僕は、よりハッピーなショッピングというのものを実現するサービス、
店巡りとしてのショッピングを大切にしたいと思う。

ーーー追記ーーー

効率化より幸福化


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by kuniakimat | 2017-01-09 14:02 | Comments(0)
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